次期「Pixel 10」、MediaTek製のモデムに切り替え!? 発熱の軽減に期待
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GoogleのPixelスマートフォンは、自社設計のTensorチップに切り替えた後、しばらくの間、熱くなりやすかったり、通信が不安定になったりするなど不具合が珍しくありませんでした。また、TensorチップはサムスンのExynosチップをベースとしたこともあり、最新のPixel 9シリーズも同社のモデムを使っています。
しかし、それが2025年の「Pixel 10」シリーズではMediaTek製の新型モデムに切り替わると報じられています。
モデムが熱くなるのは、電力消費が高いことを意味しており、バッテリー持続時間にも影響を与えます。Google社内でもPixelスマホが返品される最大の理由は発熱にあることを認める文書が流出していました。
未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel 10のプロトタイプではMediaTek製のモデムをテストしているとのこと。一時はiPhone 16シリーズと同じクアルコム製のSnapdragon X75モデムも検討していたものの、最終的にはMediaTekを選んだようです。
具体的には、MediaTekの未発表モデム「T900」を採用する予定とのこと。このモデムの詳しい情報はありませんが、Googleがサムスン製モデムよりも優れていると判断したと考えるのが妥当でしょう。
しかし、クアルコム製より優れているかどうかは不明。同社のチップは一般的に他社より高価なため、Googleは価格面からMediaTekを選んだ可能性もありそうです。
いずれにせよ、Pixel 10シリーズは新型モデムチップにより、発熱が減り、バッテリー持ちもよくなると期待したいところです。
Source: Android Headlines
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