トレンドニュース

中国版スターリンク「国網」の打ち上げが開始! 約1万3000機の衛星を宇宙へ

  • 中国版スターリンクとも呼べる衛星ネットワーク「国網(Guowang)」の衛星の打ち上げが、現地時間12月16日に開始されました。


    ↑国網の打ち上げが始まった(画像提供/Ourspace)

    スペースXのスターリンクといえば、地球低軌道(LEO)に多数の衛星を打ち上げることで、高速化かつ低遅延なインターネット接続を提供しています。その中国版とされる国網も約1万3000機の衛星を打ち上げることで、衛星インターネットサービスの提供を計画しているのです。


    今回の打ち上げは、中国の海南島にある文昌衛星発射場から「長征5号Bロケット」により実施されました。このミッションは打ち上げから2時間後に成功を発表。国営通信社の新華社も「低軌道衛星の最初のグループ」が軌道に投入されたと報じています。


    国網の詳細は公開されていませんが、表向きは民間向けのサービスを提供するそう。国際電気通信連合(ITU)の規則によれば、中国は2032年までに1万3000機の衛星のうち半分を打ち上げる必要があると言います。

    一方、中国は1万4000機からなる衛星インターネット計画「千帆(Qianfan)」の構築も進行中。今後はスペースXと同じように、中国からもロケットによる衛星の打ち上げが頻繁に実施されそうです。


    Source: SpaceNews

  • スタンプを獲得するには、一度 ワラウ を経由してください

    記事一覧に戻る