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初の米国製「iPhoneチップ」、量産開始に近づく!

  • 米国内で初めて生産されるiPhone向け「Aシリーズ」チップの量産が近づいていると、Nikkei Asiaが報じています。


    ↑「アメリカファースト」チップに注目

    これまでAシリーズのチップは、韓国のサムスンや台湾のTSMCが製造してきました。TSMCは米アリゾナ州でAシリーズチップを製造するための工場を建設していたのです。


    Nikkei Asiaによれば、このアリゾナ州のTSMC工場において、Aシリーズのチップの試験生産が完了したとのこと。現在、アップルはその品質と性能を最終確認しているそうです。品質保証のプロセスが完了すれば、最初の商用チップの量産は早ければ今四半期(1月〜3月)に開始される予定。


    TSMCのアリゾナ工場では、主に古いiPhone向けのAシリーズチップが製造されます。これは「iPhone 15/15 Plus」の「A16 Bionic」や「Apple Watch Ultra 2」向けの「S9 SiP」チップとなるようです。

    貿易摩擦や地政学的なリスクを背景に押し進められてきたTSMCの米国工場の新設。消費者としては、米国で製造されたチップがiPhoneの製品価格にどう影響するのかが気になるところです。


    Source: Nikkei Asia via MacRumors

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