英スーパーが便利性を追求したら裏目に…。客が罪悪感を抱いてしまう理由とは?
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AIカメラが設置され、レジでの清算が不要な英ロンドンのAIスーパー。便利である一方、「万引きしている気分になる……」と、客の意見が分かれています。
↑なんだか気持ち悪い… 英国で多数の店舗を展開するアルディは2022年1月、ロンドンに「アルディ SHOP&GO」をオープンしました。店にはレジがなく、商品をスキャンしたり、お金を払ったりせず買い物できるのが特徴です。
この仕組みを可能にしているのが、専用アプリとAIカメラの存在。客はあらかじめ、アルディの専用アプリをダウンロードして、クレジットカードなどの登録を済ませておきます。そしてアプリのQRコードをスキャンして、店に入ります。
店内では、購入したい商品を直接自分のバッグに入れてOK。設置されたAIカメラがこの様子を監視しており、何の商品をバッグに入れたかを検知して、後日登録されたクレジットカードで精算されるのです。
購入をやめた商品は、バッグから商品棚に戻してよく、もし後日レシートで間違いがわかったら、購入後28日以内ならアプリから返金を求められるようになっています。