何かと話題のDeepSeek、アップルがAI採用を見送っていた
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アップルが人工知能機能「Apple Intelligence」のパートナーとして、中国企業「DeepSeek」の採用を見送ったと、The Informationが報じています。
↑Julien Eichinger / Adobe Stockより。世界的に話題となっているDeepSeekですが…… DeepSeekは競合のAIチャットボットと比較して、低コストかつ低消費電力で開発されていることが特徴です。しかしアメリカなど一部の国では、プライバシー上の懸念からDeepSeekを政府機関のデバイスで使用することを禁止する動きもあります。
そしてアップルはApple Intelligenceを中国で展開するにあたり、現地の中国企業と提携する必要があります。報道によれば、アップルは昨年バイドゥ(Baidu)をパートナー候補としていたものの、最終的にバイドゥはアップルの基準を満たしておらず、ここ数ヶ月で他の企業モデルを探していました。
アップルはアリババ、テンセント、バイトダンスが開発したAIモデルを検討しており、現時点ではアリババとの提携を進めているようです。一方で、DeepSeekは採用が見送られました。
Apple Intelligenceは今年、中国語を含む複数の新しい言語をサポートする予定です。新しい言語の追加は4月のソフトウェアアップデートで予定されていますが、中国国内でのApple Intelligenceの提供は、承認が下りるまで制限される可能性があります。ますます進化するAI機能、今後も何が起きるのか予測できません。
Source: The Information via MacRumors
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