駅で「バーチャル試着」はいかがでしょうか? 店員さんはいないが…
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気に入ったTシャツが複数の色を展開しているとき、どの色にするかを決めるために何度も試着する。迷うのは服選びの醍醐味かもしれませんが、試着が苦手な人もいれば、忙しい人にはそんな時間だって惜しいかもしれません。では、どこでも服を試着できたらどうでしょう? 近い将来、AIバーチャルミラーが試着の場所を増やしてくれるかもしれません。
↑忙しいときはVyuにダッシュして試着できるが…(画像提供/Indestry) 米ロサンジェルスを拠点とするIndestry社が開発した「Vyu」は、全身を鏡のように映しながら、着ている洋服をバーチャルで着せ替えて、自分に似合う服を探せるというもの。
これまでも同様のバーチャルミラーは作られてきましたが、Vyuが他と違うのは、手ごろな価格に設定して、1000店舗単位の規模で展開するほか、公共施設にも設置しようとしているところでしょう。地下鉄のホームで電車を待っていたり、バス停でバスを待っていたり、さまざまなスキマ時間を利用して服を選ぶことができるようになるのです。