給油ノズルは細菌だらけ!? 英ガソリンスタンドの調査で衝撃が走る
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キッチンの排水口やトイレの床などは、どうしても細菌が増えやすい場所。そんな細菌スポットに追加されそうなのが、ガソリンスタンドの給油ノズルかもしれません。英国で行われた調査で衝撃的な結果が出ました。
↑手はきれいですか?(画像提供/Erik Mclean/Unsplash) この調査を行ったのは、同国で廃車やクルマの修理を行うNational Scrap Carという企業。同社はロンドン、ノッティンガム、マンチェスターで4店のガソリンスタンドを対象に、給油ノズルや支払機などの給油機周辺と、ガソリンスタンドに併設された店舗のドアノブについて、綿棒を使ってどのような細菌が検出されるかを調べました。
回収された綿棒のサンプルを検査した結果、全4店で私たちの健康に害をもたらす細菌が七つ検出されたのです。検出された主な細菌は大腸菌、ウェルシュ菌、緑膿菌、サルモネラ菌、腸球菌、黄色ブドウ球菌、セレウス菌。いずれも人間や動物の胃腸で見つかる菌であることから、この結果は、ガソリンスタンドが人間や動物の糞便によって汚染されている可能性が高いということを示唆しているのです。