【西田宗千佳連載】Amazonには「Alexaを生成AIで作り直す技術基盤」があった

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Vol.148-4
本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAmazonが発表した新たな音声アシスタント「Alexa+」の話題。生成AI時代に生まれ変わるサービスにはどんな変化があるのかを探る。
今月の注目アイテム
Amazon
Echo Show 15(第2世代)
実売価格4万7980円
↑音声での対話による情報の提供には欠かせない、ディスプレイ付きのスマートスピーカー。Echo Show 15は15インチの画面で文字などの視覚情報により、スムーズな対話が可能になるデバイスと期待されている。 Amazonは「Alexa」を生み出したが、音声アシスタントを運営する企業としては少々特殊だ。
音声アシスタントをリードしているのは、スマートフォン・プラットフォームを持つAppleとGoogleと言っていい。生成AIの時代になり、アップルは「Siri」をApple Intelligenceで進化させ、GoogleはGoogleアシスタントから「Gemini」に切り換えて、より使い勝手の良い音声アシスタントを実現しようとしている。