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月でニョキニョキと生えるのは…。万博のサウジパビリオンを設計した英企業の凄い計画

  • 月に高いビルを建てる。そんな驚くべき計画が英国の企業から発表されました。いったい、何のために、どうやって建設するのでしょうか?


    ↑ニョキニョキと生えてくる太陽光発電ビル(画像提供/フォスター・アンド・パートナーズ/YouTube)。

    その計画を発表したのは、ロンドンを拠点とするフォスター・アンド・パートナーズ。現在開催中の大阪・関西万博で、サウジアラビアのパビリオンの設計を担当した大手設計事務所です。


    このビルは、高さが約50メートル。建物の頂上付近から左右にアームが伸び、そこからまるで垂れ幕のように巨大なソーラーパネルが設置され、そのパネルで太陽エネルギ―を集めて電力や通信システムに利用しようというのです。


    でも、建設する場所が場所なだけに、気になるのが建築に使う資材や建築方法でしょう。同社では、「自律建設」に最適化した設計を行い、人の手を使わずに、月の表層にある塵や岩石を使いながら3Dプリントでビルを建てようと計画しているのです。

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