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欧州選手権で現れた「多様性」の壁。サッカーが映す「揺れる英国社会」

2021年9月10日

  • 2021年7月のサッカー欧州選手権では、イングランドが初めて決勝進出を果たし、英国は熱狂の渦に包まれました。しかし、決勝戦でペナルティーキック(PK)を外したイングランドの黒人選手3人が、試合終了後にSNS上で人種差別を受ける事件が起こり、大問題に発展。どうしてこのようなことが起きるのでしょうか? 現地在住のライターがサッカーを通して、英国における人種差別や多様性について説明します。


    ↑人種差別問題は英国サッカーの負の面(写真はウェンブリー・スタジアム)

     


    新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、イギリス人は以前のように活動的になっています。サッカーなどの国際スポーツ大会や国内のリーグ戦などが再開し、国民も盛り上がっている様子。コロナ前のように友人や家族と久しぶりにパブに集まり、マスクも外してグラスを傾けつつ、おしゃべりやスポーツ観戦を楽しむ人たちの姿もよく目にするようになりました。


     

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