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デザインだけじゃない、Nothing Phone (2a)は人とスマホの関係性を見直す設計思想が魅力

2024年6月8日

  • 個性的なスマホを世に送り出しているNothingから、初の廉価版「Nothing Phone (2a)」が登場しました。日本ではオープンマーケットモデル(SIMフリー版)として販売中。価格は4万9800円(税込)からとなっています。このスマホは、同社初のおサイフケータイ対応モデルでもあります。


    ユニークさが目立つ製品ですが、スマホの実用面ではどのような魅力があるのか、ここでは改めて探っていきます。


    ↑Nothing Phone (2a)

    コストダウンを感じるものの、ワクワク感のあるデザイン


    Nothing Phone (2a)は、スタイリッシュでありながらガジェット感もあり、手にすると単なるツールを超えた満足感があります。モノとして手に取って楽しいという製品です。


    スタイリッシュさを体現する、個性的なデザインも目を引きます。スケルトンのバックパネル越しに、リボンケーブルが敷かれた見せ回路が透けて見えます。この回路はロンドンの地下鉄路線図にインスパイアされているそうです。印象としては昔のゲームボーイのようにワクワク感がありながら、目立ちすぎず、引き締まったデザインになっています。

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