スペースXの「Falcon Heavy」、米国海洋大気庁の気象衛星を初めて宇宙へ
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スペースX最強の運用ロケット「Falcon Heavy(ファルコン・ヘビー)」が、初めて米国海洋大気庁(NOAA)の気象衛星を積み、米国で6月25日(現地時間)に打ち上げられます。
同社が現役で運用しているロケットには、「Falcon 9」とその強化版の「Falcon Heavy」があります。Falcon HeavyはFalcon 9のロケット第一段を3本束ねたような形状となっており、静止軌道(GTO)に26.7トンのペイロードを投入することができます。
6月25日にFalcon Heavyが打ち上げるのは、NOAAの気象衛星「GOES-R」シリーズ。同衛星の過去3回の打ち上げはULA(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)の「Atlas V(アトラスV)」ロケットで実施されたものの、今回の打ち上げではFalcon Heavyが契約を勝ち取りました。
Falcon HeavyはFalcon 9と同じく再使用可能なロケットで、今回の打ち上げでも複数のブースターがエンジン点火をしながら、地上へと降り立つ姿が見られるはず。SpaceXや米航空宇宙局(NASA)によるライブ配信を、楽しみにしたいものです。
Source: NOAA via Space.com
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