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新「iPhone 16」シリーズ、USB-Cの転送速度は遅いままだった…

  • アップルは昨年、iPhone 15シリーズの発売にともない、LightningポートからUSB-Cへの移行を始めました。最新のiPhone 16シリーズでも、全モデルともUSB-C端子が採用されています。


    ↑USB-Cの転送速度は以前のまま(画像提供/アップル/YouTube)

    しかし、新型モデルでもUSB-Cポート経由でのデータ転送速度は向上せず、現状維持であることが明らかになりました。


    iPhone 16全モデルの仕様が公式サイトに掲載されていますが、iPhone 16およびPlusの標準モデル2つのUSBーCポートはUSB 2(最大480Mb/s)、iPhone 16 ProおよびPro MaxはUSB 3(最大10Gb/s)であると確認できます。これらはどちらも昨年モデルと全く同じです。


    iPhone 15シリーズでも、標準モデルのUSB-Cが転送速度480Mb/s、つまりLightningポートと同じだったことに落胆した声が上がっていました。Proモデルの最大10Gb/sと比べれば、約20分の1に過ぎないからです。

    もっとも、iPhone 16 ProとPro Maxで最大10Gb/sの転送速度を使うには、10Gb/sに対応したUSB-Cケーブルが必要となります。iPhone本体には同梱されておらず、別に出費することになります。


    USB-Cポートを搭載したiPad Proモデルは、最大40Gb/sのThunderbolt接続に対応。アップルはUSB-Cの転送速度に差を付けて、製品の棲み分けを図っているのかもしれません。


    Source: MacRumors

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