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仕事観の変化が顕著! 米Z世代で人気を集める職業とは?

2024年10月3日

  • 頭脳を使ったデスクワークの仕事が中心の「ホワイトカラー」に対して、生産現場で活躍する技術者や作業者を指す「ブルーカラー」。現在、米国のZ世代では後者の仕事に就きたい人が増えているようです。


    ↑手に職をつけたい若者が米で増加中

    18歳以上の米国人2019人を対象に行われた最新の調査で、「ブルーカラーの仕事に就く計画がある」と答えた人は全体の23%でした。しかし、1997年から2012年生まれのZ世代に限ってみると、その割合は50%だったのです。


    その背景にあるのは、大学に対する考え方の変化。米国の大学は学費が高く、過去24年間で大学にかかる平均費用が2倍にもなっています。そのため、多くの生徒が学生ローンを組み、卒業後にその返済を行っている現実があります。そのせいか、「大学に行く価値が本当にあるのか?」という疑問が芽生えているようです。


    実際、この調査では全体の77%が「キャリアの成功に大学の学位が必要と考えるのは時代遅れである」と回答。「大学に投資する価値がある」と答えた人は、半数しかいませんでした。

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