「Wi-Fiルーター」のパスワード、デフォルトのままは危険と専門家が警鐘!
-
スマートフォンを使うときや各種パスワードの管理などには、ハッキングされないように気を付けている方が多いでしょう。でも、盲点となりやすいのが、Wi-Fiルーターかもしれません。
英国でインターネットなどのサービスを提供するBroadband Genieは、ユーザー3000人にルーターに関する調査を行いました。その結果、多くの人が自宅で使用しているルーターの設定について、工場で出荷されたときの設定のままであることが明らかになったのです。ネットワーク名の変更をしていない人は89%、管理者パスワードの変更をしていない人は86%、Wi-Fiパスワードの変更をしていない人は75%に上りました。
この状態はとても危険。というのも、メーカーやモデルによっては、ルーターのデフォルト名が一般に公開されている場合もあり、ハッカーはそれらを使って、どのようなパスワードが設定されているかを簡単に調べ、パスワードを解読できる可能性が高まるのです。