飛行機にAIを導入したら、コックピットはどうなる? 新しい眺めが見えるかも
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身の回りのさまざまな物にAIが導入されている今日、ついにAIを導入したプライベートジェットが登場するかもしれません。
航空宇宙関連企業の大手エンブラエルが、世界初となるAI旅客機の計画を発表しました。これは中型のプライベートジェットで、AIによって完全自律操縦ができるそう。つまり、パイロットが不要で、乗客だけが乗り込んで飛行が可能なのです。
当然ながらコックピットはなく、機体前方部分も客席用のラウンジとして開かれています。これまでの飛行機ではパイロットしか望めなかった飛行機の先頭からの眺めも、これなら思う存分楽しめます。窓にはタッチスクリーンが付いていて、外の景色を眺めながら機能的に利用できそう。
また、従来の飛行機と違うのは、翼にエンジンが付いていない点。持続可能な航空燃料(SAF)や電力、水素エネルギーなどのクリーンエネルギーを利用します。さらに、これまでのプライベートジェットでは見られなかったV字型の尾翼が付いていて、外観もなんだか近代的でクールです。