米で「サブスク貧乏」が拡大!? 解約し忘れでお金がどんどん消える…
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近年、動画ストリーミングや読み放題サービスなど、サブスクリプション(定額制)サービスが盛んとなっています。大抵の場合、サブスクには正式に契約する前にトライアル(お試し期間)が設けられています。
最新の調査により、アンケートに参加した米国人(2343人の18歳以上)のほぼ半数がそうしたトライアルのキャンセルを忘れていることが明らかとなりました。
米CNETが独自にアンケート調査したところ、米国の成人は毎月平均91ドル(約1万4000円※)をサブスクに費やしているとのこと。年間にすれば、1092ドル(約16万5000円)に上ります。
※1ドル=約151円で換算(2024年10月22日現在)
今年初め、米ZDNETは平均的な米国ユーザーがサブスクに年間924ドル支払っていると報じていました。その支払額が、さらに増えているようです。
そして実に48%が、無料トライアルに加入した後、キャンセルするのを忘れていたと回答しています。なかには、キャンセルし忘れが年に何回かあったと答えている人もいました。特にミレニアル世代(1980年代から1990年代半ば生まれ)とZ世代(1990年代半ばから2010年代初頭生まれ)が最も忘れっぽく、それぞれ65%と59%が少なくとも1回はキャンセルし忘れたとのことです。
この調査は、米FCC(連邦取引委員会)が、消費者がサブスクや会員登録を簡単にキャンセル可能にするよう企業に義務付ける予定だと発表した直後に行われました。
新規則のもとでは、企業はサブスクをキャンセルしない限り自動更新することを明記し、ユーザーに同意を得る義務が課されます。今後、利用規約で分かりやすく注意を促すようになれば、キャンセルし忘れる人は減っていくはず。日本でも、同様のルール作りが求められそうです。
Source: CNET
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