近未来の飛行機は三角形!? 常識を覆す設計とは?
2024年10月31日
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飛行機といえば、細長い胴体から左右に2本の翼がついている形が一般的。しかし、そんな常識を覆す、三角形の飛行機の開発が進んでいます。
効率性と持続可能性。現在の航空業界は、その瀬戸際にあるといいます。飛行機としての性能や効率を上げながら、環境への負荷を抑えることを考えなければならないのです。そんななか、米国の航空宇宙メーカーのナティラスが新しい飛行機の形として開発を進めているのが、「ホライゾン」と名付けられた飛行機です。
従来の飛行機とは異なり、ホライゾンは真上から見ると三角形。その分、容積が40%増加し、最大収容人数は200人。座席レイアウトはカスタマイズ可能で、エンジンを機体後方に設置しているため、キャビンからエンジン音が聞こえにくいことも特徴です。
また、機体を25%軽量化し、炭素排出量は50%、燃料消費量は30%削減。今後この割合をさらに上げ、環境負荷がより少ない飛行機を目指していくそうです。