「騒音を撒き散らすクルマ」を自動で検出!? 英が導入したサウンドカメラとは?
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大音量で音楽をかけながら走るクルマ。エンジンに手を加えて排気音が騒々しいクルマ。そんな騒音を撒き散らすクルマを検出するサウンドカメラが、英国の道路に試験導入されています。
英国の4か所に試験的に設置されているのが、騒音を発生させている車両を検出するサウンドカメラです。周囲のノイズやエンジン音と区別しながら、一定の制限を超えた音を発生しているクルマがあると、それを自動的に検出するオーディオセンサーが搭載されています。自動ナンバープレート認識システムも装備されており、それによってリアルタイムで警察に報告するのです。
このシステムにより、すでに26人のドライバーに運転免許の減点や罰金を科す通告を行ったそう。
このカメラが導入されたノーフォーク州では、これまでもクルマの騒音による苦情があったとのこと。騒音は、心臓発作や脳卒中、認知症などの原因になり得ることがわかっていて、夜間であれば人々の睡眠を妨げることになります。
騒音を立てるクルマは、自宅の近くを走行したとしても、通り過ぎるだけであれば、警察に通報して捕まえるのがなかなか難しいものでしょう。でも、こんなカメラで検出し、ナンバープレートから所有者を割り出し、注意勧告や罰金を科せられるなら、そんな迷惑なクルマを減らすことにつながっていくかもしれません。
【主な参考記事】
The Sun. Sneaky new ‘sound cameras’ to catch noisy drivers blasting music & revving engines too loudly are launched. October 29 2024
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