米の地下鉄、絶滅しかけている記録メディアをまだ使っていた!
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ビジネスの現場でもう姿をほとんど見ることのないフロッピーディスク。2022年に山口県の自治体が住人に約4600万円を誤送金した問題では、「役所はまだフロッピーディスクを使っていた!」と人々に衝撃をもたらしました。しかし今度は、米・サンフランシスコの地下鉄でも、まだフロッピーディスクが使われていたことが判明。同国のメディアを騒がせています。
路線バス、高速鉄道、ケーブルカーとならんで、サンフランシスコの人々の足となっているのが、地下鉄です。その地下鉄は、列車が地上を走行している間は運転手による手動での運転が行われていますが、列車が地下に入ると搭載したコンピュータが「自動列車制御システム」に接続し、運転手の目視確認を行いながら自動で走行するそう。そして、この自動列車制御システムを実行するソフトウェアが、毎朝フロッピーディスクに読み込まれて保存されているというのです。