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テスラの「サイバートラック」、米の道端に捨てられお墓みたいになる

  • 特殊なステンレス製で未来的な外観をした、テスラの電動ピックアップトラックの「サイバートラック」。米シアトルで、そんなサイバートラックが道端に放置され、ちょっとした観光名所になっていたことが分かりました。


    ↑哀れなサイバートラック

    つい最近まで、シアトルの道路わきにサイバートラックが放置されていました。どうやら走行中にクルマの後部がダメージを受け、サスペンションが故障し、走行できなくなったため、持ち主はクルマをその場に置いて立ち去ったようなのです。


    ただ、そのクルマは米国でも話題性のあるサイバートラック。販売価格が8万2000ドル(約1300万円※)にもなる高級車であり、イベントなどにも登場する見た目の華やかさがあります。そんなサイバートラックが道端に放置されたとあって、この周辺では瞬く間に噂となった模様。


    ※1ドル=約156円で換算(2024年11月14日現在)


    そして、誰が置いたのか、サイバートラックの前には「RIP(rest in peace〔ご冥福をお祈りしますの意味〕の略)」と書かれた十字架と花束までそえられる始末。そんなことから、ますます噂が噂を呼び、グーグルマップにピン付けされてSNSで話題になったのです。

    ただし、道路にクルマが放置されたままの状態はいつまでも許されるわけがなく、シアトル市当局の職員は、ステッカーを貼って「クルマを移動させないとレッカーする」と通告。持ち主がそれに応じなかったため、先日、レッカー移動されていったことも目撃されています。


    サイバートラックは未来的な外観から話題を呼んでいますが、米国で2023年11月に発売されてからリコールが相次いで報告されています。もしかしたら、シアトルで目撃されたように、走行できなくなったサイバートラックが全米のあちこちで見つかっているかもしれません。


    【主な参考記事】


    Daily Mail. Abandoned $82,000 Cybertruck in busy street becomes tourist attraction with makeshift memorials. November 12 2024

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